中日打線VS阪神打線
本日、勝てば首位というところまで再浮上してきました。
5ゲーム以上ついたら終わりかなと思ったところに救世主とも言えそうな中田あらわる。
山井や朝倉よりも小気味よくストライクをとれるのが魅力です。
球に威力、切れが必要なのは当然ですが四球で崩れていくピッチャーが多い中でストライクがポンポンととれる投手は非常に見ていて安心できます。
しかも彼は見た感じいかにも好青年という感じですね。
即戦力期待のドラフト2位の選手なので期待通り出てきてくれたというところですかね。
突然ですが勝手に阪神打線と中日打線を守備力も含めてボクシングの採点式に評価。
1番 荒木-赤星 10-10
打率、足ともに赤星に分がありますが荒木はあれだけの守備力でセカンドを守っているという点を考えると同点ではないでしょうか。赤星の守備力も素晴らしいですけどね。
2番 井端-鳥谷 10-8
今年の鳥谷は昨年より成長しましたが全ての面を含めて井端の方が完璧に上ですね。
球界最高最上の2番ショート。
10-7でもいいかなと思えるぐらいですが鳥谷も優勝争いの中、踏ん張っているのでこの評価。
3番 立浪-シーツ 8-9
打撃部門の数字ではシーツの方が上だが出塁率はそれほど違わないしシーツの方が長打力はあってもつなげるという点では立波にまだ分がある。
だが守備力の貢献面ではシーツの方が上なのでこの採点。
立波の3番サードで2.50程度の打率はお寒い限りで彼の名前で相手にプレッシャーを与えている点も考慮しても今年はシーツの方が上ですね。
4番 T.ウッズ-金本 9-10
双方のチームとも4番は黒人と在日韓国人でお互いに日本人にはない体の強さを見せてくれます。
二人とも守備は今ひとつなので打撃面だけを考えますが嫌なバッターとしては金本に分があります。ピンチで迎えたくないのはあきらかに金本です。
ウッズもチームになれ安定した活躍をみせてくれるようになりましたが総合面では阪神ファンから兄貴と呼ばれている男の方が上に見えます。
5番 福留-今岡 10-9
ここは非常に難しいところで10-10でもいいかなと思いますが打撃は打点の多い今岡と5月からコンスタントに打ってきた福留ということで互角とみます。出塁率は福留の方が大きく上ですが打点で40の差があるので難しいところです。
しかし守備では話にならないぐらい福留の方が貢献度は高いのでやはり10-9で福留。
内野ではザルだった福留も外野に行けば名手ということで適材適所という言葉が完璧にはまります。今岡の守備、スローイングは見ていて、おっかないです。
6番 アレックス-檜山orスペンサー 9-8
ここもずっと試合にでている選手と併用されている選手なので差はあきらかなのですがアレックスもいまひとつ五月以降はパッとしませんね。しかし守備力は高いのでやはりアレックスに分があります。
7番 森野、井上or大西ー矢野 9-10
併用されている状況で中日の7番バッターはよくやっていると思います。これは落合監督の調子の良い選手を使っている手腕も関係してるのでしょう。
ですが野村監督の遺産とも言える矢野は捕手という重責を果たしながらも怖いバッターなのでレギュラーという点も含めて矢野に軍配を上げます。
8番 谷繁-藤本(関本) 10-9
谷繁は捕手という重責をリードの面から見ても十分に果たしていますが何分、打率が低いです。しかし四球が多いので出塁率は3.50程度あります。ですのでやはり藤本よりは上ですね。9-8にしたい気もしますが藤本も守備はセカンドを無難にこなしていますし谷繁も捕手という点でここは10-9です。
総合評価としては中日の10-9です。
打線というつながりと守備の面で中日に軍配が上がると思います。
ウッズにつなぐ意識がでて線になってきたと思います。
個人的な見解なのであしからず。。。。。
ずっと首位にいる阪神は一度、陥落してしまうと脆い気がします。
すでに残りゲームが5試合多く0.5差なので実質的な首位は中日ですが、来週の名古屋での直接対決も含めて中日が首位に立ち2ゲームも差がつけばそのまま中日が突っ走るのではないでしょうか。
憲伸で勝てないと苦しいと解説者は口を揃えていましたが8月に全く好投できなかった川上をカバーして中日は0.5まで8月に接近しました。
投手陣は一人の柱に頼らなくても勝てるようになっています。
打線に故障者が出ない限り中日の連覇の可能性は大きくなってきましたね。