星野第二次政権からの因果 | 燃えよドラゴンズ!

星野第二次政権からの因果

相手の先発が三下であることを考慮しても大勢が決した今頃つながる打線を見て如何にプレッシャーのかかる場面で打てる打者が重要で重宝されるべきかと思わされます。そういった観点では今年の井端、そして昨年までの立波のようなバッターを一人でも多くスタメンに並べたいところです。


ウッズが数字は残せるバッターであろうと同じ外国籍の4番である阪神の金本とはジリジリとした局面において雲泥の差がでてしまうのでは切ない。

2年契約ですのでウッズが来年も1塁を守るのは規定路線となるので7番ぐらいを打たせると驚くべき数字を残したりするのではないかと思ってしまいます。(もちろんそれは叶わないでしょうが・・・)

そして誰か福留クラスの数字も残せて勝負強いバッターが出てくれば最高なのですが、そうは簡単にいかないので来年はまた投手陣に頑張ってもらってその中で育ってもらうしかないみたいです。



今年は2番ショート井端続けて3番サード井端なんてのが叶えば優勝できるのになと終盤ずっと思っていたら、ふと種田が中日に残っていたらなという思いに苛まれました。

今年優勝するのが岡田阪神とはいえ元は星野SDから始まったチーム。

それを思うと波留なんかと1対2で種田を交換した星野元中日監督に因果なものを感じました。


第二次政権の時のトレードを考えてみてドーム元年に惨敗してしまったので「関川・久慈-大豊・矢野」は99年の優勝につながったのでよかったのですがそれ以降のトレードは貴重な戦力を他球団にあげただけのような結果となってるような気が。

顕著な例としてソフトバンクの鳥越は一体、誰とトレードしたのぐらいの状態ですし門倉も3対3のトレードでしたが実質、左の先発がいないという理由でプロに入る前にピークが終わっていた小池とトレード。2人とも自由枠で入ってきたというのに・・・

鳥越のバッティングはいまいちですが強くなっていったダイエーの骨格の一端を担っていましたし種田、門倉においてはがっつりと横浜の戦力となっています。トレードが決まったときから「なんで?」という疑いの気持ちがあったのですが時を経て確信にかわってしまいました。トレードするにしても割りが合わなすぎます。


星野元監督が中日にもたらした恩恵も多々あるのでしょうが11年で2回の優勝という中日での監督経験を元にして阪神のチーム作りをしたわけなのでそう考えると今年の阪神の優勝には因果なものを感じます。野村→星野と続けて阪神は球界における暗黙の了解を破り監督を辞めた同年に就任させたわけですが、やはり少しは間を置いた方がいいですね。


確かに中日でそのまま残っていれば現在の姿ではなく腐っていたいうことが考えもあるでしょうが今年、サードに種田が入っていたらと思ってしまうの私だけでしょうか?

門倉もいい波にのって成長してきていたのに99年に悪かったとはいえあまりにも勿体無い。彼こそ近鉄にいってなければもっと大成できたピッチャーだと思います。