ゼニゲバ、それとも当然の主張?
シーズンオフということもあります、更新がかなり滞ってしまいました。
来月からキャンプも始まるのでコツコツとアップしていきたい、いこうと考えております。
更新されないページを何度も訪れてくれた方がいられたら申し訳ございませんでした。
更新する意欲がわかなかったのは、主力といわれる選手のゼニゲバはいい過ぎとしても一体、何を基準にしているのだろうと思えてしまう契約更改の報道です。(あくまでも推定年俸ですが)
最も人気のあるスポーツといえども球場には溢れるほどの観客が集まるわけでもなく、ドラゴンズは東海地方ではそれなりの視聴率をとっているといえども野球を見る人、見たい人が減っている状況で選手だけは、それなりに活躍すれば永延と年俸が上がっていくと思っているようで恐ろしいです。
一昨年にはチームが削減される危機にまで陥ったのに選手側は結局、個人個人のことしか考えていないように見えます。
阪神の藤川のような年俸3千万にも満たない選手が今シーズンで体が壊れてもしかたないぐらいの縦横無尽の活躍をすれば今後の人生への不安もあるし突然、プロ野球生命が終焉を迎えることもあるので今年ぐらいは大幅に上げて欲しいとうのは優勝に大きく貢献したので分かります。
しかし億単位の年俸を何年ももらってる選手となれば話がかわります。
高給をもらっているのですから、ある一定の数字をクリアーするのは当然。
というわけでまず川上。
優勝していれば、まだ納得もできますが2桁勝ったとはいえ勝負どころでことごとく負けた川上。
もともと昨年、上げてもらいすぎな感じだったのに今年の成績で年俸のベースが2億を超える高額にもかかわらず2千万アップが希望だとか。
そもそも始めて2年連続で2桁、勝った選手が昨年の段階で2億3千万というのが上げ過ぎ。
中田が連勝してくれたので川上への批判が減りましたが昨年はチームに助けてもらった試合も結構あったのに、2千万ダウンの年俸では本人やる気がおきない模様。
個人的には彼は下り坂なのでこんな選手もういらないよとさえ思えてしまいます。
福留も2億を超える年俸をもらいながら今年の成績で5千万アップは不満な模様。
確かに数字は立派ですし守備も秀逸ですが4月の不振もあり個人的にはそこまで大活躍した印象は残っていません。
チームでウッズを除けば野手の最高年俸となるならもっとリーダシップも見せて欲しいしチャンス強さも欲しいし、まだ穴の多いバッターに見えます。
こちらも活躍して優勝していれば話はわかりますが年俸のベースが高いにもかかわらず、8千万アップはちょっと無謀では。
球団の財源は厳しいというのに一体、何を基準にしての数字でしょう。
保留した選手で酷だなと感じたのは井端だけです。
2番ショートであの活躍なので優勝していれば間違いなくMVPだったと思うので。
加えて二遊間は代替が利かないレベルにあります。
記憶にも大活躍したのが残っているし井端のすごい所は難しいゴロもファインプレーに見せない守備、そして長打以外の全てを兼ね備えた打撃です。
社会人からドラフト5位ぐらいの選手がこれだけの選手になるとスカウト冥利につきるのではないでしょうか。
2回目で2千万アップしたのは当然だと思います。
岩瀬も99年から勤続で活躍してきたのに加え、さらに数字を残したので納得できます。
昨年の年俸が川上と同額程度というのが朗かにおかしくないですかね???
荒木も、頑張ってくれてベースが高くないのに4千万アップでサクッと更改でまさに好印象。
守備というのを二遊間は最大限に評価されるべきですよね。
山本昌も長い間、頑張ってあの年俸を築いてきたのに人気に陰りのある野球で高額年俸って幾らなんでも無理がありますよ。
Jリーガーの倍ぐらいが適正年俸だと思うのですが。
グランパスの楢崎でも昨年の年俸が一億です。
貨幣の価値が上がってくるので一概には言えませんが昔のほうが人気があったのに年俸は現在みたいに上がらなかったことを考えるとMLBの影響で今の選手はもっとたくさんもらえるはずだと思ってるのでしょうか?
それなら最初から日本の野球に入らなければいいし、その自信がなければFA権を取得するか球団がポスティングを選択するまで待つはずです。
ちゃんと契約金も払っているのだから球団にポスティングを迫るという最近の風潮は明らかにおかしいです。
日本のプロ野球選手は社会的にずれてる人がおおくないですかね。
川上も福留も良い選手だと思うし人間的に嫌いなわけではないですが、どうも言ってることが妥当ではないように思えるので調停にかけてもらえばいいんじゃないかと思います。
パイが小さくなってきていて、この多様な時代で人気が昔のように回復するのが望めない中で、どんどん選手が自分で首を絞めていってるように見えます。
新聞で福留が「これからの選手のためにも頑張りたい」というような記事が載っていましたがこういうのが一番、虫唾が走ります。
自分の今年、残した数字でもっと給料を上げて欲しいといってればいいのに。
納得いかなければ調停という制度があるのでそれは当然の権利だと思うので。
個人的に根本的なところは
1. MLBの選手の年俸が異様に高くて日本人のトッププレイヤーもその中に入れたこと。
2. 選手がプロ野球はもう大きな収入、視聴率が望めるコンテンツではないことを理解してないこと。
3. 以前のダイエーや、久しぶりに優勝した3年前の阪神や昨年のロッテが年俸を上げすぎること
4. ウッズの年俸が5億(中日のみだがこれが一番、中日の中で障害を生んだような気がする)
などが選手に球団の提示と希望額に差がありすぎると言わせているのではないでしょうか。
今となっては近鉄消滅騒動における選手会のストなども虚しく思えますが、この流れで行くとプロ野球はスカパーなどの有料放送か深夜の録画でしか放送されなくなるかもしれませんね。
余談ですが昨年、優勝できなかった責任は立波が負うべきところが大きいので福留が立波の年俸を大きく下げて自分のほうに回せばいいのではないかなんてことがあれば失礼ながらも笑えるのですが。