選手の評価とは | 燃えよドラゴンズ!

選手の評価とは

川上がエースという存在であるから、自分でエースと認識して契約更改の場で交渉していたからこその彼に対しての批評を続けました。

エースという存在で勝ち取った一昨年の法外な温情査定それを考慮してこそ、川上の発するコメントに批評してきました。

彼が下柳や工藤のようなチームの状況にかかわらず週一だけ投げて評価される選手なら球団の査定も昨年の成績だけをみて辛い査定をしなかったはず。

昨年の年俸が2億5千万というドラゴンズではなかなか勝ち取れない大幅昇給であったのもマイナス査定の原因となったはずです。

エースで最高の結果を残し優勝してこその評価であったはずなので。


全ては川上は自他共にエースとして認め、認められているところからの批評です。

週一回だけの登板で確実に結果を出すのも大変な仕事ですが下柳や工藤がエースと呼ばれず井川や上原がエースと呼ばれるのは厳しい環境の中でも登板しているからこそ。

なので川上が今後、エースとしてではなく下柳、工藤のような立場で選手生活を送りたいのであればそれに対しての文句は全くありませんが年俸が一年で急激に跳ね上がらないのも当然のことになるでしょう。

登板間隔をあければ良いピッチングをすることはわかりますが彼における立場の問題です。

頭数がたりない終盤に中4日や5日で投げれない、勝てない選手をエースとは呼べないであろし年俸にも大きな見返りがあるはずがありません。


サインを終えた川上は一転して殊勝なコメントをするようになりました。

どういった心境の変化かはわかりませんが、そのコメントからも今後もエースとしての責任を背負って頑張っていこうというのが感じ取れました。

10勝前後のローテーション投手も十二分に必要ですが、そういった選手が獲得できる年俸は現在の川上の額あたりが限界だと思うので、川上もこれ以上の年俸を望むのであれば自分の年俸のベースを考慮してエースとして活躍するしかないでしょう。

川上が良いピッチャーであることは周知のことなので今シーズンは己の力でチームを牽引して大幅アップを勝ち取っていただきたい。

細く長くの選手生命も良いとは思いますがそれで得られる評価には限界があると思います。



中日で新人で活躍した選手が短命で終わっていくケースが多かったのは燃える闘将と云われた男に酷使されてしまったというのがドラファンの中ではよく言われてますし、確かにそれで消えていった選手もいると思います。

上原や近藤のような高卒の新人の場合はよりその余波をうけた可能性は高い。

川上は新人の年に当時のコーチ、宮田氏に守られましたが山田コーチになってから肩を故障してしまいました。

しかしそれがプロの世界なのでしょう。

温存して3年かけてジックリなんていっていると芽が出ずに終わるケースがほとんどなのかもしれません。

首脳陣にアピールできるチャンスというのは機を逃してしまうとそんなに巡ってこないものでしょう。

現に中日の高卒投手で近年、1軍で活躍するレベルにまで至った選手は数えるぐらいしかいません。


登板過多や故障だといっても、そこで駄目だと思い止めるか行くかも最終的には選手の判断ですし野茂、松坂や岩瀬を見ていると大成する選手はそれさえも超えていくのだと思わされます。