燃えよドラゴンズ! -8ページ目

5-3 福留復調で線になる

2アウトから出た福留の2本のヒットが決めたゲームでした。

今後にも期待ができるバッティングであったと思います。

1回の2アウトからの5連打、まさに打線とよぶにふさわしいです。

この先、誰かが調子を落としてくるでしょうが4月のように効率よく調子の良いバッターと悪いバッターが分かれる構成になればと願います。


それともうひとう川岸。

負けゲームやこういった大差のついた試合をしっかりと抑えていけば岡本がだしてみなければわからないという調子なので貴重な右腕となっていくかもしれません。

必要なのはもう少しの結果と実績ですね。

今後に期待です。

15-9 打高投低

この3連戦、勝ち越しましたが川上が投げていたところを除いては中日らしくなく相手にあわせた雑な展開が多かったように思えます。

打線の調子が非常によく助けられましたが守って勝つのが中日の野球。

明日からのナゴヤドームのゲームではそつのない中日の野球を取り戻して欲しいです。


福留が調子を取り戻してきたようにもみえますがどうでしょう?

                    福留1

以前のように変化球に対してブンブン振り回さずしっかりと見送れるようになってきたと思いますしストレートにあわせるバットの軌道も美しくなってきたと思います。

しかし打率がせめて二割八分ぐらいになるまでは過度に期待しすぎずに見たいと思います。

昨日の村田の当たりを好捕したのもそうですがあれを見せられると少しの不振ではベンチも簡単には福留をはずせませんね。


久本、遠藤が早くも2軍降格です。

中継ぎは調子の良いものから使っていくという方針みたいなので全くウカウカしていられませんね。

今日の気合の入った川岸のピッチングからもそういったものを感じました。

注目されている石井も出るたびに打たれてるので普通なら二軍で再調整といった流れになりそうですが使える左ピッチャーが少ないという台所事情に助けられているように思います。

この当たりが山田久志が岩瀬をいつまでたってもストッパーとして使わなかった事情ですかね。


最後に今日の井上のサードベースを回ったところでのズッコケ!!!

最高に笑わさせていただきました。

観客は当然のことながらベンチさえも普通であれば憮然となるところなのに点差が開いていることもあって監督を筆頭に笑っていましたね。

あの点差だから出来る井上のあのプレーに彼の何とも言えない天性をかんじさせられました。

楽しい笑いをありがとうございます。

4-8 打たれた山井より横浜打線を褒めるべき

7回に立波のタイムリーが出たところで代走、英智が送られドラファンは勝ちを確信しベンチも勝ちゲームへの流れを考えたと思います。


それを打ち砕いたのが横浜打線。


この試合、7回裏に一つのアウトもとれずに突然、一人のランナーを残して山井は降板に追い込まれたわけですが個人的には全く山井を攻める気はしません。

タイトルどおりアッパレ横浜打線です。

穴が少なく抜け目のないバッターが多いのでウッズが抜けても十二分に怖い。

さらに舞台は横浜スタジアム。

本日の逆転負けは中日が阪神にした大逆転勝ちとは全く意味合いが違い横浜打線が優れていただけのように思います。

7回裏をすんなりと乗り越えれば間違いなく勝てると思っていましたが簡単にはいかせてくれませんでした。

これからも横浜打線には要注意だと思います。


今日のゲームで疑問に思ったところ。

1.なぜ種田に2ランを打たれたところでスパッと代えなかったのか。

2.8回裏の岡本続投。


1.はピッチャーの肩がまだ出来ていなかったのかもしれません。

2.はベンチは勢いのついた横浜打線を岡本で抑えれると判断したわけですが今年の今、現在の岡本にはそういった流れを力ずくでもってくる強さはみえませんね。

平井を出さなかったのは平井の調子もそこまで信頼できるものではないとベンチがみているからかもしれません。

勝ち試合の中継ぎにづ不安を抱える今、ぜひ先発で苦しんでいる落合英二を中継ぎに戻して欲しいと思います。

9-4 4月24日、巨人戦の存在しなかった12回をこのゲームからおもふ

ゲームの方は快勝です。

エース対決で川上は力強く相手を押さえ込み中日は相手エースを早いかにKOしました。

そう川上が降板する7回までは文句のつけようがないゲーム。


しかし8回かわった石井が2失点。

最近の登板過多と緊張感のなくなったゲームを考えれば多少は仕方がないかなとも思います。


9回、代わった遠藤がさらに2失点。

遠藤がファームでどういった間隔で投げてきたかは全くわかりませんがやっと1軍にあがってきての初登板。

点差が開いていようと遠藤には全く関係のないはず。

こういった点差の開いた試合や負けている試合がいまの遠藤の立場では登板がまわってくるわけで、ここで結果を残さなければ立場をあげるどころかまらすぐに2軍降格の危機です。

というわけで遠藤にとっては気の抜けない登板。

しかしあっさりと2失点してしまいました。


この遠藤の出来から24日の巨人戦へ頭がとびました。


延長11回に英智の押出しでものにしたゲーム。

あの時、12回表に残っていたピッチャーは遠藤と久本。

そして実績から見て恐らく出てきたのは遠藤。

久本が出てきたとしても左バッターへの一殺のみ。


仮定の話になってしまいますが24日の試合はあそこで決めていなければ全くどうころんだかわからなかったと思います。

この日の登板とは比較にならないほど緊張する場面。

12回表に点を取られている可能性は高いものだったと思います。


落合監督のああいった延長のゲームでは良いピッチャーからつかっていくという方針には賛同です。

ただ遠藤のこの日の出来から頭の中で24日の幻の12回表が浮かび上がりました。

9-8 逃したゲームはでかかった。

本日は何とか完全なる地方局で阪神戦の放映があったのに。

外出していて逃してしまいました。


試合を見るために帰ろうか迷ったのですが泥仕合でしかも負けてるような気がしたので試合は見逃すことにしました。

それで11時少し前に帰ってくると先程ゲームが終わったばかりでしかも年に数度しかない大逆転劇を演じてるではないですか。

あー中継をみていたらウッズのホームランのときなんて気持ちがよかったのになんて残念に思いました。

明日からも横浜での試合なので中継があるのかわかりません。

逃した試合は大きかったです。


逆転した中日も凄いですがやはりこういった試合につきものなのが不用意な四球とエラー。

絵に描いたように阪神がやってくれましたね。

投手力が重要なのは言うまでもないですがそれに加えて守備で攻めるということの重要さを再認識しました。

そう考えるとなかなか渡辺と英智を簡単には代打で使えませんね。

とくに9回で1点差ゲームにでもなると渡辺のファーストの守備は不可欠です。

昨年は打たないことばかりが目立ちましたがウッズの加入で渡辺が普通に救い上げていたファーストへのワンバウンドボールを捕球する技術の高さを思い知らされました。


落合英二はまだ先発で使うのでしょうか。

平井、岡本など似たようなタイプが多いということで先発にまわりましたがやはり信用できる中継ぎピッチャーは何人いても困らないので落合は中継ぎに戻して先発をもう一人、若い人間から育てた方がいいのではないでしょうか。

それで勝てる試合にはおしみもなくピッチャーを使って欲しいです。

実績からいえば野口がしっかりとでてくれば楽になるとおもうんですけどね。

5月の末ぐらいにはドミンゴも出てくるような感じなので。(あまりあてにはなりませんが・・・)

3-6 ドラ戦、中継please

本日も首位攻防戦だというのに中継がなかったです。

ですから映像で見ていないので特に印象に残ったことがありません。

最下位争いは全国ネットでやっているだけにやるせないところです。


昨日も書いたように朝倉本人には悪いですが負け勘定をしていたので全くこの敗戦にダメージはありません。

強いて言うならばこれからGWで連戦が続くので負けてもいいからもっと長いイニングを朝倉に投げて欲しかったところです。

今日も石井が投げていたみたいですし使いすぎではないでしょうか。

ルーキーだけに少し心配です。

明日はおそらく落合-井川の先発がもっぱらの見方。

ゲームの方は井川の調子しだいですかね。


後、立波のレフトもいつまで続くのでしょう。

レフト立波では守備がパッとしないせいかどうも威圧感を感じないのですが。

このままサードに戻れないなら立浪を越える選手がでてこなければいけないのではないでしょうか。

実績と技術があるので立波のいない打線というのも正直、想像しにくいですけどね。

6-1 見えないゲームの印象

まだペナントレースの7分の1程度ですが今後中心となっていくだろう2チームの首位攻防戦。

それに加えて中日の快勝。

それでもゲームが見えないと特に何の印象も残らないので寂しく思います。


昌がゲームをつくり森野が均衡を破りしっかりとダメ押し点までとれて快勝できたゲームでした。

これで書くことが終わってしまいます。

しかし全試合、見れるわけではないので中日がまた一歩、優勝に近づいて良しということです。


ウッズに代わって守備固めで起用される渡辺がきっちりダメ押しのホームランを打つ当たりに因果なものをかんじたのが何とも私には今日のゲームの一番の印象です。


個人的には明日の甲子園で朝倉というのは失礼ですが負け勘定に入っているので勝てればラッキーぐらいな気持ちです。

ドロドロしたもつれたゲームになると勝ちが転がってくる可能性があるような気がするんですけどね。


三連戦の頭をとれたので残りの2試合はリラックスして見れます。

新人選手活躍の影におもふ

中田、石井の活躍を筆頭として現在、すでに1軍で新人5人の選手が使われています。

特に強力投手陣といわれながら新人の活躍なしに今の好調は語れません。

 

ここで単純な疑問が私の中で生まれました。

新人に活躍の場を奪われたその強力投手陣予備軍だったファームの選手たちはどうなっているのか?

 

それでドラゴンズのホームページにある選手データを覗いて見ました。

すると失礼ながらも名前を忘れてしまっていた選手がたくさんです。

よりひどい場合にはいつのまにか解雇されてしまっている選手もいるわけで。

宮越や小山などいつまでたってもパッとしなかった選手がパに飛ばされていったのはかろうじて記憶しているのですが。

 

しかし今年の新人と同じように将来を嘱望されて入団してきた選手たち。

内に秘めている才能、素質にはそんなに大差はなかったはず。

それなのにどうして早い段階で1軍にでて活躍できなかった選手はパッとしないまま2軍で選手生活を終えてしまうのか。

怪我のため思い通りに体が使えず活躍できなかったという理由もあるでしょう。

当時の監督の好みにあわなかったというのもあるでしょう。

 

こんな風に考えていたのですが選手のプロフィールを見ていて

「え?」

という感じで1軍にあがってこれない理由の一端を見たような気がします。

 

それは投球フォーム、バッティングホームすら頭に思い浮かべれない選手たちが乗り回す

愛車のすごいこと!!!

さぞかしナゴヤ球場の選手の駐車場は社長を集めたコンファレンスでもやっているのではないかと勘違いされてしまう状態なのではないでしょうか。

 

やっかみかもしれませんがアメリカでいえばマイナーそれも1Aクラスの選手たちがこれではモチベーションというのがなかなか湧きにくいように思えます。

彼らにもプロ野球選手なんだからいい車をのってないと恥ずかしいという体裁があるかもしれませんけど。

 

1軍で活躍をし続ける選手にはお金を手にしてもいつまでも一度あびたスポットライトをずっとあびていたいという強いモチベーションが湧くのでしょうね。

 

願わくは長峰のような選手には、そうした2軍の環境に嵌る前に上で活躍して欲しいです。

それと野口。

野球に真摯な人間に思えるのですがどうしてこんな状況にはまってしまったのでしょう?

 

参考までにリンクをはっておきます。

http://dragons.cplaza.ne.jp/member/member_topfrm.html

 

4-3 荒木の業

昌で3連勝と思っていたら大方の予想を裏ぎってルーキー中田の先発です。

2日連続して右の本格派で勝利したので、その流れを保ちたいという思惑かもしれませんがローテンションンピッチャーが週に1回も投げないのには?という感じでまだ山本昌は結果は残していますが本調子ではないのかもしれませんね。

ちなみに本日、2000本安打を達成した古田に最も安打を提供している投手は山本昌らしいです。

長い間、対戦している証拠ですが率はどのくらいなんでしょう。

2位は桑田、3位は斉藤雅と某TV局で放送していました。

 

後半に接戦となれば、おしみもなく強力投手人をつぎ込んでくる中日に分があるのでその通り試合をものにしましたがもし12回までいっていたら誰が投げたのでしょう?

選択肢としては久本、鈴木か登録されたばかりの遠藤でしたがおそらく遠藤が出てきたのではないでしょうか。

そうなると展開がどうなるのかは全く読めなかったので11回でゲームを決めたのは大きかったですね。

 

その11回にバントとみせかけて見事にバスターを決めた荒木

  荒木

この時点で大勢が決したのではないでしょうか。

荒木と井端が打席に向かう前に落合監督は作戦を伝える時間をとりました。

試合後のコメントで

「あの二人の場面なら話してるだけで相手は警戒するだろう」

というようなことを言っていましたがまさに業を持つ選手が生み出す相手の警戒心です。

 

対照的だったのが巨人の11回の攻撃。

清原がノーアウトから出塁してローズは何の策もないまま凡退し次の元木がヒットを打ちました。

単純に考えて岩瀬クラスのピッチャーからそんなにヒットが打てるものではありません。

1点だけをとりにいけばいい場面であの攻撃では勝つ意欲を感じることは難しいです。

非常に対照的な表と裏の攻防であったと思います。

 

そして忘れていけないのがもう一つの荒木の業、「足」

7回の井端のセンター右へのヒットで一気に生還した走りには驚嘆させられました。

TVの映像がホームに切り替わるときに荒木もひょっとして帰ってこないかなという期待が脳裏をかすめましたが本当に谷繁のすぐ後ろに荒木が飛びこんできてるじゃないですか。

精神的なものはわかりませんが巨人のホームへの返球も形の上ではミスというものは見えませんでした。

荒木の足はお金を払って見に行く価値というものを感じさせてくれます。

 

落合竜になって2年目。

選手が何をすればいいのか理解している。

普通にやるべきことをすれば優勝できないはずかないと監督は公言していますが本当にそういうチームをつくったんだということを見せられます。

落合では客が呼べないとしばしばいわれますが野球の本質からみれば楽しいと呼べる野球を披露してくれているのではないでしょうか。

 

6-1 アレックスのキャッチング

本日も絵に描いたように快勝です。

やはり山井は立ち上がりさえ気をつければ良いピッチャーですね。

オープン戦の頃は朝倉と同等に扱われローテーションに入れるかというような取り上げ方をされていましたが格の違いを感じます。

開幕2戦目に使うのですから首脳陣の評価は言うまでもないですよね。

 

今回、ピックアップしてみたいのは正面でボールを取るときのアレックスのキャッチングです。

  アレックス

アレックスの守備は鉄砲肩も伴い高い評価ですが注目したいのは常に正面のボールは両手でキャッチしているところです。

エンゼルスで世界一の栄光まで手にした経験豊かな選手がリトルリーグの選手が教えられることを今でも忠実に守っています。

今日のゲームでも清原の最終打席のライナーをしっかり両手でキャッチしていました。

この野球に対する真摯な姿勢が非常に気持ちいいです。

 

来日当初から内野ゴロでもファーストまで全力疾走で走る元メジャーリーガーの誇りを持つ選手だと思っていましたが、この姿勢が3年目の彼の成長に繋がっていると思います。

比較としてキャプラーを例にとってみますが二人とも打ち方は似ているのに打率には目を見張る違いがあります。

技術的なことまではわかりませんがアレックスは低めの落ちる球や外角に逃げていく球にバットが止まるのに対してキャプラーは空振りかひっかけているのがこの打率の差の原因ではないでしょうか。

日本球界での2年間という経験が真摯なアレックスのような選手を成長させたと思います。

 

ウッズと年俸の差額でオフに少しもめたという記事がありました。

真偽はわかりませんがそのときの球団の方のコメントが

「ウッズと何本ホームランが違うんだ。」

という内容でしたが今のチームにあって例えウッズが横浜時代の活躍をしたとしても二人とも同じくらい欠かせない戦力であると思います。

私はアレックスのヒーローインタビューが直接わかる英語のレベルなのですが彼の生の声の返答も非常に気持ちよく好感がもてます。

 

キャプラーにもアレックスと同じ軌跡をたどれる可能性があると思いますが巨人のチーム事情から使い続けることが難しいかしれません。

巨人には清水がいます。

守備に難があるとはいえ清水が2番にでも入った方が巨人はよっぽど怖いチームに思えます。

巨人戦はそれほど注目して見ていないので詳しくわかりませんがキャプラーの守備で勝てているというようなゲームもないように思うので難しいところです。

昨年ペタジーニと清原の併用について落合監督が

「ペタジーニの存在で清原が生きないし逆も同じだ。」

というようなコメントを残してましたがここでも同じことがあてはまるように思います。

巨人は投手が足りないのに存在が死んでいる打者がたくさんいるので今更いうような問題でもないですが。

 

極端な話、中日のショートにヤンキースからA.RODをもってくるといわれてもいりませんよね。

やはり、いぶし銀の井端がいてこその中日です。

 

明日は昌で3連勝という書き出しで始めたいと思います。